愛沢若菜の創作小説です。
はオススメ作品、は最新作品となっております。
不定期かつ亀スピード更新ですが、読んで頂ければ幸いです^^



 掌編シリーズ(お題挑戦小説)




君がため 春の野に出でて 若菜摘む
我が衣手に 雪は降りつつ


貴方に、この言葉を贈りましょう。
弱いけれど瑞々しい、若菜色に染めた、私の言葉を。

※掌編短編お題チャレンジ連載作品。




あの日の『空』の青と共に、僕の記憶も切り取られてしまえば良かったのに。
※掌編短編お題チャレンジ連載作品。




やる気のない男二人のやる気のない掛け合いオンリー掌編シリーズ。
※掌編?お題チャレンジ連載作品。



 連載小説




ある夏の日、青年は不思議な女性と出逢う。
黄金色の髪を持ち、美しい歌声を持つその女性の名前は、カナリア。


青年が、名づけた。


ハチ(※現在休止中) 


目が覚めると、そこは真っ暗な世界だった。
一つの純粋な魂が、死して願うことはただ一つ。
『あの子の側に、生まれ変わりたいんです』


――あなたに贈る、一つの愛の物語。



 シリーズ小説




いらっしゃいませ。本日は何をご注文なさいますか?
ここは、『コトバ』を扱う喫茶店、『コトノハ』でございます。

伝え切れなかった想い、心の何処かに仕舞い込んでいませんか?
もう伝えることの出来ない、遠いところに行ってしまった大切な人はいませんか?



 連載完結小説




遥かなる時を越えて、あなたのピアノは、今もなお奏でられる……――
それは、明るくも切ない、綺麗な曲。


『私』がある日出逢った、ほんのり切ない不思議な物語。




冷めた男子校生・良平は、あるいつもと変わらない予備校帰りに、 桜の樹の下に佇む女と出会う。
彼女は、70年近くも好きな男を待っていた――。



 短編読みきり小説




天の二人にとっての天の川より、あたしたちの間にある距離は、絶対近いはずなんだから。

2008年七夕小説。





「ねえ、赤ちゃんは、貰えませんか?」





だから、だから、サンタさん。
あの人の、心を下さい。





さくらがね、恋をしたんです。はらはらと降る、冬の雪に、恋を、したんです。
これは、そんなさくらの、お話。





夏のある日、私は彼に、恋をした。
彼のことしか考えず、彼のことしか見ず、彼が私の総てだった。





平行線は交わることは未来永劫ない、だけど、ねじれの関係にある2つの直線も、交わることは決してない。
同じ方向を向いているわけでもないのに、2つの直線は交わらない。

例えるなら、ねじれの、関係。





周りの音をすべて包み込み、雨は静寂を僕たちにもたらした。
彼女が好きだと言った、静かで優しい雨。

薄紫色の花弁に涙を落とした君を、心から綺麗だと思った。





「あーあっ、幸せって難しいねーっ」




月明かりの下、君が僕に向けた笑顔は、とても、綺麗で。

君の笑顔は、花のようで。


君は、僕の『光』だったんだ。





『シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで 壊れて消えた』

屋根の上でその歌を歌い、シャボン玉を吹き続ける少女。
そして、その少女を地上から見上げる少年。

二人の、ある夏の物語。



 


少年は、一人路上にしゃがみ込み、熱いコンクリートの上に横たわった蝉を、飽くことなく見つめていた。

「蝉って、二度生まれて、二度、死ぬんだよ」


少年の、夏の終わり。





『あの人はね、お星様になったんだよ』

夜空に恋人を探す少女の名は『織姫』。誕生日は七月七日。
会うことを許されない恋人たちが、年に一度、唯一会うことを許された日――『七夕』の夜に起きた、悲しくも幸せな奇跡の物語。





寂しく笑った少女は十九。
右手を握り締めた青年は兵士。


戦場の慰安所に舞い降りたのは、天使か、聖母か。


真実を知るは部屋を照らす満月のみ――





もし、もし一度でも、君と過ごすことが出来たなら、僕は……――


空や星を眺めることが好きな少女がある日出会ったのは、淡い光を放つ不思議な少年だった。
初めて会ったはずの少年は、微笑みながら少女の名を呼ぶ――。


――忘れないで、忘れないで、僕のこと……




『エリートコース』を歩んできた青年。
路地裏のバーで働く自称『半端な女』。
橋の上に登ろうとした青年に、女は笑いながら声を掛けた――。

女の『過去』と、青年の『今』が紡ぐ物語。




――向う横丁の お稲荷さんで……――
私が手まりで遊んでいた幼き頃、その家には大好きだったある女の人が住んでいました。
その家には、お侍さんが毎日通っていました。
二人の笑顔は、私の大好きな、大好きなものでした――。

幼かった『私』。優しく切ない、二人の『嘘』。




高校2年生の春休み。衣智のもとに、一通の手紙が届く。
その内容は、小6のときの友人からの同窓会の案内だった。
5年間の月日で変わってしまったものに対してやりきれなさを抱く衣智は、 当時仲の良かった圭太郎に会いに行くが……。



『僕』が初めてホームヘルパーとして関わった男性の家には、『梅』と呼ばれる『桜』の樹があった――。
老人と桜と、ある幼女との物語。



戦争後、『天使』と呼ばれたある一人の修道女の瞳が映すものは――。