11月の感想文
| 〜 その年の培養成果と樹作りへの思い 〜 | ||
今年の取木の成果です。 |
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上の部分。3号の素焼きでしばらく育てる。
取木切り離し直後の8月。下の部分はこの一枝(芽?)だけでつくる。 下部は一枝を走らせました。葉が落ちたら線の位置で切り、来年はざるで枝を太らせ傷の肉まき・樹勢回復を優先させようと思います。 上部は来年このまま植え替えずに根の発生を促したいと思います。小枝も多いので、根さえ出てくれば枝作りに専念できそうです。 |
秋から冬へと移り変わりの季節を迎えました。 当然のことですが、落葉樹は葉を落とし、骨格を露わにします。葉を落とし露わになった樹の姿がなぜか待ち遠しい。それはきっとその年の培養の成果が目で確認できるからでしょうか? この日が待ち遠しく葉をむしりたくなる衝動に駆られることもあります。翌年の培養計画を考えたり、樹形の建て直しや改作などその年に自分が行ってきた培養の工夫がカ−テンをめくるかのように露わになる瞬間です。と同時に手を加えたくなる瞬間でもあります。露わになった樹形をみて枝の展開をこんなふうにとかこの位置に持ってきてはとか、思いをめぐらせながら剪定し、針金をかけ、思いに通じる樹形に整えていく・・・。この時期の盆栽を眺めている時間は寒さも忘れるほどあっという間です。消毒を控えているため、大枝の剪定はご法度なのですが、そのことが結構ストレスになったりして・・。ともあれ、翌春の芽吹きの時期にはこんな樹形で迎えようという構想はほとんどこの時期に決まります。といっても本格的にはじめたころには数年先の樹形なんて考えること自体頭に無いから、この枝は太らせたいから翌年は走らせて・・なんてイライラして思えませんでしたね。 最近は人の何倍も時間がかかってもいいから、じっくりと一枝一枝、満足できるものに作っていきたいという思いを込めて作っています。いい位置に節の短く枝分かれの細かい、それでいて勢いを保った生命感あふれる樹を眺めていたいなあ・・という思いが私の樹作りに対する考えを支配しています。当然、なかなか思ったようにはいきませんけど。 話はとびますが、山に行って珍しい樹木を発見したならば、皆様はどうなさっていますか?私は樹木の検索サイトを利用するのですが、先日、よく利用させていただいている梶本さんのサイト「木々の移ろい」に私が夏に撮影したツノハシバミの写真を採用していただきました!検索のしやすさでは一押し!ですので、皆様ぜひご訪問なさってみてください。 梶本さんの「木々の移ろい」のアドレスは、 http://www.asahi-net.or.jp/~ir5o-kjmt/kigi/kigihome.htm です。
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