9月の感想文
| 〜 できちゃった根頭癌腫病・・ 〜 | ||
群先生・さちこさんのところの追っかけシリ−ズを観ていてはたと気づいたのだが・・。うちにもなんとな〜く元気のないバラ科連中がいるな・・もしや!ということで鉢から抜いてみるとやっぱり罹患してました。根頭癌腫・・。特にひどかったのがマメナシ・セイヨウカマツカ・ザイフリボクでした。今年の春、植え替えしていない樹も罹患していたので、去年の植え替えのとき感染樹に気づかず使った道具類から染ったのだろうか?それとも虫・・? ヤバイと思い、バラ科の樹の殆どをてひっくり返してみました。上記の3つ以外にはカリンで疑わしい小さな塊があった他は大丈夫そう。そうそうに根洗いし、コブを切り捨てストレプトマイシン希釈液に2時間ほど付けておきました。
ストレプトマイシンって・・抗生剤だよな。抗生剤って事は病原体は細菌?あれ?根頭癌腫ってウイルス性病変じゃないの?なんで?? こんなことも知らない管理人!わからなければすぐ調べよう。パソコンがあるとこれが簡単ですからね〜
根頭癌腫の病原はやっぱり細菌でした。細菌であんな風に組織が癌化してしまうのはなんでだらう・・。キ−ワ−ドは「寄生」。アグロバクテリウムという土壌細菌が病原菌なのですが、この細菌が植物に寄生することで現れる結果が根頭癌腫病のようです。この細菌、タ−ゲットの植物に取りつくと、なんと自分だけが利用できる栄養源(特殊なアミノ酸)を作らせるDNAを植物に送り込み、元のDNAとすり替えてしまうのだそう。 このすり替えられたDNAの中には成長ホルモンを生成する酵素も含まれており、結果、アグロバクテリウムの餌工場と化した植物の根は腫瘍化してしまい、株を除々に弱らせてていく・・。 なるほどこうして植物に作らせた、アグロバクテリウムだけがエネルギ−源として代謝できる特殊なアミノ酸を摂取し、奴らはコブの中で安穏と暮らしている訳なのですな!ちなみに抗生剤投与で細菌を殺すことが出来たとしても、すりかえられてしまったDNAは元に戻ることは・・??木酢が良いなんて話も聞いたことありますが、DNAを元通り修復することができるのだろうか・・。 ちなみにマメ科植物の根にできる根瘤も細菌によるものでアグロバクテリウムに近縁の細菌と考えられているそうです。ただこっちは「共生」です。窒素固定が伴いますからね。
「かかっちまったものはしょうがないべ。」このあとの考え方一つで二つに一つの選択になってきますね。「捨てちまうか・・。」or「温存療法で他の樹にうつらないよう今までどおり育てていこう!」 せっかく育ててきた樹なのに捨てることなど出来る訳もなく後者を選択した管理人。抗生剤殺菌したとはいえ、まだ株の中に菌が残っていることも考えられます。しばらくは抗生剤療法を続け、せめて他の樹に感染させることがないよう勤めるしかないか・・。
|
切り取った癌腫。使ってた土と一緒に「可燃ゴミ」行き。
薬浴中。濃度は濃い目200倍に設定。2時間ほど薬浴させた。
薬浴後植えつけた。元の鉢に入れるやつはもちろん鉢も消毒。 鉢や道具類はグツグツの熱湯をたっぷり注いで殺菌。本当は ナベに入れて煮たいくらいなのだが・・。
おいらの名前はエンマコガネ。う○こも好きだけど肥料はもっと 大好き。フンコロガシはおいらの従兄弟さっ。 飛来しては肥料の下にトンネルを掘る。こいつやアリも病原菌の 媒介に一躍買ってる?癌腫予防の為にもこいつらの対策がいるな。 |
|
|
|
||