太らせ道場
いち早〜く樹の太りを得た〜い!!盆栽を種から育てたことのある人はきっと一度はそう思ったことがあることでしょう?
この「道場」では樹を太らせるための管理人の単純な頭で思いつく手段を実験で定量的に示していこうという試みだったりして・・。
地植えではなく、あくまでも何か!に植えていち早く太らせることができる方法は!?
お役に立つかどうかは?ですし、結果についての責任はおえましぇ〜んですが、ひとつの試みとして楽しんでくだされ・・(皆さんの予想は!?)。
実験テ−マ 早く太らすのに最適な方法は?
【目的】
実生からそれほど経っていない樹を地植えせずに早く太らせるために最適な方法を探る
【方法】
@用いる樹 : 実生2年目のウメ。↓こんな様子。
A方法 : 3月に根を切ってポット植えし、根が廻りきったたウメを土を崩さず抜き、以下の各方法にてどれだけ太ったかを検証する。
1.ポットのまま何もせず培養を継続(対照)
2.ポットから抜きそのまま4号鉢+中粒赤玉の植えに乗せて縛る
3.ポットから抜きそのまま4号相当のザル+中粒赤玉に植える
4.ポットから抜きそのまま16cm径×12cm高さの園芸プラ鉢+中粒赤玉に植える
※水遣りは1〜4で条件をまったく同じとする(水遣りについては日照や風の強さによって水遣りは異なるので条件として示せませんが1〜4でまったく同じ管理とします。肥料は月1回、1は2個、2と3は4個、4は6個置くことにします)。
植えた様子
植える前の根の様子
B評価方法 : 使用する樹は4本でどれも発芽から2年目のものだが、その幹径には当然個体差がある。従って実験開始時の定点の幹径を100%としたときの1月ごとの定点幹径が何%になるか(以後、「増径率」とします)を調べることにより「太り」の指標とする。6/17実験開始。以降毎月17日ころ幹径測定する。
測定する定点をマジックでマ−キングする。毎回この位置をノギスで幹径測定。
【実験の様子】
1.ポットのまま何もせず培養を継続(対照)
2.ポットから抜きそのまま4号鉢+中粒赤玉の植えに乗せて縛る
3.ポットから抜きそのまま4号相当のザル+中粒赤玉に植える
4.ポットから抜きそのまま16cm径×12cm高さの園芸プラ鉢+中粒赤玉に植える
【結果】
結果は測定次第順次更新していきま〜す。幹径の単位はmm(ミリメ−トル)です。

【まとめ】
ついに実験終了!みなさん予測どおりでしたか?
ポットのまんまだと太り2割増が、大きな鉢に植えることで太り9割増までに!地植えに近い条件で一番太りが得られた結果になりました。
意外と太らなかったのがザルのNo.3。実はNo.3、私の中ではダ−クホ−スでした。ザルで走らせてかなり太りを得ている方もいるようですが、「日照」「肥料」「水」「(通気のよい)土」などの条件がそろっての話なんでしょうね。サラリ−マンの雑な?管理で効率的な太り(成長)を得るには、やっぱりいかに地植えに近づけられるかが大きなポイントなんでしょう。No.2もフジザクラで実績があったので期待していたのですが、日中水遣りができない「サラリ−マン管理」では、上に出した根の部分がよく乾いてました。このことも少なからず関係ありそうですね。水遣りが十分できてたらこれもわからないですが・・。
地植えに近いということは植物にとってどういうことなんでしょう?きっと温度・湿度の変化が少なく通気がいい!ということなんでしょうね。地植えを試せなかったのが残念ではありますが、。私の強引なまとめは、水遣りが十分できず、地植えスペ−スがない人が素材を太らせるには大きな植木鉢がお勧め!で、今回の実験はここまで。