群芳園 探訪記

書こう書こうと思っていながらはや幾年月・・

やっと肝を据えて書くことを決心した、町田群芳園探訪記!

盆栽抜きには語れませんが、それだけで園主の増井さんを語ってしまうにはとても惜しい。

皆さん既にご存知のことと思いますが、かなりナイスガイ(死語か・・)です。

是非今後も家族ぐるみでお付き合いを・・と、これ以上私情を絡むと盆栽抜きになってしまいそうなのでまたの機会に。

さて、画像を見ていただくと解ると思いますが、すごく広い敷地面積です。その敷地を埋め尽くすミニ素材の数々。盆栽好きならついついじっくり見てしまうので丸1日はかかります。

加えて増井さんのお人柄!盆栽の話はもちろんのこと、つい暗くなるまで世間話で盛り上がってしまいます。

実生苗木は網伏せでどの苗も面白い曲付けがなされています。網伏せのほかにも真っ直ぐなまんまの針金をセロテープで樹に巻きつけ、曲付けする方法(針金を樹に巻きつけないため、曲がついた頃、劣化したテープとともに針金が外れる)や、ペットボトル実生(これは本当に良く曲がっています)、畑で吹かした太幹もの、取木ものなど、樹姿のバリエーションは豊富です。

おっと、樹姿だけじゃありません。樹種ももちろん豊富です。とくにウメは多品種ですね。ウメのほかにも雲南ガマズミなんて他では入手できないような樹もあったりします。一才性のサワフタギなどの性がいい樹がそろっているのもいいですよ。

増井さんがいま力を入れているのは、ケヤキの軸切挿し素材。仕上がり5cmをターゲットにした素材創りです。挿した素材を見せてもらいましたが、なんと全高2〜3cm程度でY字の基本が出来上がっている樹がある!こんな素材を商売で創っている素材屋さんは知る限りありません。それでも増井さんは納得していない様子。「これじゃ仕上がり5cmは超えちゃうよ」なんて言ってます。

前述のペットボトル実生もそうですが、他の人が手を出さない(出せない・・かな?)領域の素材創りにチャレンジしています。また、網伏せ実生苗の曲付けのクオリティはかなり高いと思います。私も実生網伏せを試みたりしていますが、あのクオリティであの数を揃えることは難しいと実感しています。それはまるで世界的な正確・精密さを誇る電子部品を、再現性よく生み出すことができる唯一の日本の小さな町工場のようだったりします。しかもそんなクオリティを生み出す手法を、次々と惜しげもなく公開してくれます。

まだ若い素材が中心ですが、こんな素材屋さんがいるからこそ、私のようなシロートが盆栽を楽しめ、さらには銘樹誕生の礎となるのだろうな〜なんて日ごろから感謝してます増井さん!

これからもご自愛くださいませ。そして盆栽創りの楽しみを一緒に分かち合いましょう!

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決して園の駐車場ではないが、いつもここに車を止めてます(某・野津田公園駐車場)。画像の真ん中が園への抜け道。

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園への入口。園へ向かう管理人妻と娘。                         

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あっ!よくみると車庫に看板が!                            

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棚場風景。増井さんが水遣り中。                            

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盆栽ばかりじゃアレなんで。これがウワサのウコッケイのおうち。              

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それでもってウコッケイ。強そうでちと怖い。彼らは棚場をうろついて害虫から盆栽を守っている。

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畑で培養中の素材たち。さまざまな素材が植えられている。奥の樹は例のクリかな?     

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ウメの盆栽樹。棚場にずらりと並べられている。もちろん多品種。            

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これはカエデ軍団。背丈が小さくなおかつどの樹にも一曲付けられている。          

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ハウス。まだ小さな実生苗が保護されている。奥に見えるのはクリの樹。今年頂いたクリは甘くて旨かった!

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これが仕上がり5cmを目指すケヤキの苗木。ポットに盛られた土の表面になにやら緑が見えているが、実はケヤキ。きちんとY字型が整ってたりする!信じられますか?

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棚場の半分。通路を挟んで見えていない半分にも棚場がある。棚場の奥には畑が広がる。

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