ビサヤ海ダイビングサファリ

<3/6/2001>
9:50関空から春霞のかかる穏やかな空へテイクオフ。
PR421便はみるみる高度を上げていく。
地上はやがて乳白のカスミに沈んでゆく。
やがて目の前には真っ青な青空が広がっていた。
PR421便は雲海の上を一路南下する。
乗り継ぎのため一旦マニラ空港に降りる。マニラの気温は29度、マニラ空港は蒸し暑さと人の熱気に満ちていた。ターミナルの周辺は何故こんなに人がいるのかと思うぐらいに、人の多さに驚かされる。 慣れない場所でキョロキョロしていると、誘導の係員がめざとく見つけて、親切に乗り継ぎカウンターまで案内してくれ、手続きの手伝いまでしてくれた。知らない場所や国ではこんな親切が嬉しい。

16:00セブマクタン空港に到着。ここもやっぱり蒸し暑かった。日本の冬の寒さからやってくるとギャップが大きく、最初は息苦しさを感じる。宿泊先のCMMCは一昨年の11月に利用したことのあるリゾートだ。スタッフはその時とは大部分変わっていたが、知った顔も何人かいて、「Remember me?」と声をかけると、「Oh yes !」と笑顔が返ってきた。ボンベ充填係のエディーだった。
この暑さに体が慣れるのに少し時間がかかったが、一足早い夏が次第に快適に思えてきた。次第に心地よさが心に充満してくる。夕方には涼しい風が海を渡ってやってくる。夜になり浜辺に出ると、綺麗な月が海面を照らしていた。海面は月の光でキラキラと輝き明るい。月齢を増してきている月は徐々に丸みを帯びてきていた。緯度が低いフィリピンは月がほとんど天頂に来る。まさに天上の月だ。緩やかに海を渡ってくる風は浜辺にさざ波を送ってくる。波打ち際には軽やかな波音が奏でられ、そんな中にいると穏やかな時間が流れて、しだいに心が癒されていくのがわかる。

<3/7>
2時に目が覚めた。いつもなら遅い日に寝る時間だ。港まで車まで40分、4時に港に着き、5:30の出航を待つ。瞼が重いし、体はだるさを感じていた。乗船するとすぐに睡魔がおそってきた。船のエンジン音を心地よく感じ始めると、しだいに意識が薄れていき・・・眠りに落ちる。
汽笛の音で目が覚めるとそこはもうボホール島タグビビランの港だった。港に降り立つと、そこにはすごい人だかりがあって喧噪に満ち溢れていた。タグビビランの町の活気にすっかり目覚める。

タグビビランから車にゆられて40分、プンタクルスのリゾートに到着する。そこは西に海が開けており、目の前には綺麗なハウスリーフがあった。絶好のロケーションだ。この場所なら海に沈む落日が楽しめそうだと胸が膨らむ。ここプンタクルスの太陽は燦々と輝き、緑はこの上なくみずみずしく豊に茂っていた。朝から真夏を思わせる日射しが眩しい。そして、このリゾートのゲストは自分がたった一人とこの上なく贅沢な話だ。
到着早々に朝食をとり、1本目のダイビングをすることになる。エントリーは9時と朝食後くつろぐ間もなかった。さあ、いい写真を撮るぞと意気込んでいたが、カメラハウジングは心配していたとおり初っぱなから浸水してしまった。今回の浸水は重大で、カメラにまで深刻な被害が及んでしまった。これでせっかく楽しみにしていた水中写真が全く撮れないことになる。・・・残念だが仕方がない。だから一本目のダイビングはあまり楽しめなかった。
1時間の休憩後2本目を潜る。SONGONというポイントで、小さなドロップオフの地形だった。水深15m、壁の真ん中に3mもあろうかと思われる大きな海ウチワがあり感動する。これだけ大きな海ウチワを見たのは初めてだった。これまで潜ったフィリピンの海はいずれも珊瑚が美しく、その色彩の鮮やかさが印象に残っているが、ここの珊瑚はかなり白化現象の被害にあっていた。それでも枝珊瑚やテーブル珊瑚の先端には命の輝きが見られ、魚たちも多く住み着いていた。これなら大丈夫だ。あと何年かかるか分からないが、きっと又見事な珊瑚の群体になることだろう。それぞれの珊瑚の森には色彩豊かな魚たちが住つき、それぞれの世界を作っている。じっと目を凝らしてみていると、小さな世界のドラマが見えてくる。中でも面白かったのは、メラネシアンアンティスのハーレムに他のオスが一匹近づいて岩陰に身を潜めて機をうかがっている光景だった。ハーレムを守るオスはそれに気づき、しきりと群の回りを泳ぎ回り、威嚇のディスプレーを繰り返していた。群を我がものにと狙うオスはじっと動かない。このオスの色が一段と鮮やかだった。やがてこのハーレムはこのオスのものになる予感がした。

2本目が終わって昼食。この時ナイトダイブをリクエストする。このあとはそれまで何もない。しばし何もない静かな時間を楽しむ。昼過ぎに夕立があり気温はいっきに下がった。夕立の雨は木々の緑を一層引き立てる。耳を澄ますと木立の間から様々な鳥のさえずりが聞こえてきた。
チッチッチッ・・・
チッチュチッチュチッチュ・・・
ピーピュル、ピーピュル・・・
コッコッコッ・・・
ピルピルピル・・・
コンコンコン・・・
一体どれくらいの種類の鳥たちがいるのだろう。
声は聞こえど姿は見えず、こんなにたくさんの鳴き声が聞こえるのに、鳥たちが姿を見せることは滅多になかった。
そんな静かな昼下がり、打ち寄せる波の音を聞きながら、海を渡ってくる涼やかな風の中に体を横たえると、魔法をかけられたように心地よい眠りに落ちた。睡魔が魔法なんだということがよく分かった。眠っている間も波の音や鳥のさえずりが途切れることがなかったような気がする。そしてやがて目覚めても何も変わっていない。ただ夕立以降雲が切れることがなく、期待していた海に沈む太陽は望めなかった。でも東の方から雲が切れ始めて夕焼けは綺麗だった。
18:00ナイトダイブに出発。早めにポイントにつきバンカーボートの上で暗くなるのを待つ。この時間は刻々と夕焼け色が変化していき、景色が変わていく。見事な黄昏だ。やがて東の空の月が明るさを増して海面を照らし始める。あたりが夕闇に包まれると、いよいよナイトダイブの開始だ。夜の海は昼間と同じ場所でもやはり違う顔を見せてくれる。ライトに照らし出された生き物たちは、生命の輝きを見せてくれる。中でも印象的だったのはへコアユの群のダンスだ。頭を下にしていつも倒立して泳ぐへコアユの姿は何度見ても面白い。海草が波で揺れる動きに合わせて、へコアユの群は踊るように全体が一斉に向きを変えたり移動したりしていた。水中ライトに浮かび上がった彼らは、まさにスポットライトをあびて踊るダンサーのようだった。
テーブル珊瑚の下側では天地を逆にして泳ぐミノカサゴの群が華やかにその胸鰭をいっぱいに広げていた。10匹ほどが群れていて、30cmを越すハナミノカサゴの姿は威風堂々としていて見事だった。 水中から見上げると海面がキラキラと輝いていた。ちょうど月が頭上にきている。幻想的な煌めきだ。水中ライトを消しても海底が白い砂地ということもあり、水中の地形は月明かりにくっきりと浮かび上がっていた。こんな夜は夜光虫の光方も弱いが、それはそれで幻想的な光景だった。一時間ほど潜ってエキジットすると天上には煌々と月が光り、穏やかな海面を静かに照らしていた。穏やかな波間にしばし浮かび夜空を見上げる。雄大な大自然に包まれてナイトダイブの幻想的な余韻に浸る。このままいつまでも浮かんでいたい気持ちになった。

夕食後はガイドのOPONGが蛍を見せてやろうと森に連れて行ってくれる。しかし、この月明かりの夜では蛍の光を見ることが出来なかった。リゾートの庭には大きなスターツリーという木があって、この木に蛍が光るとまさにスターツリーになるんだということを聞いた。想像するだけでワクワクするような光景だ。
その代わり今夜は天上に綺麗な月があって、あたりの木々の葉を煌々と照らしていた。大きな椰子の葉は地上にその影をくっきりと落としていた。

このリゾートにはもう一つ大きな木があって、海に向かって大きくその枝を張り出していた。その枝の大きな葉はハウスリーフのビーチに涼やかな陰を作っている。樹齢80年にはなるというタリサイの木はこのリゾートの素晴らしさを象徴していた。5月には白い花がいっぱいに咲いて、周囲に甘い香りを放つという・・・さぞや美しい光景だろうと想像する。

<3/8>
プンタクルスの2日目、6:30起床。実は前日ガイドのオポンからカビラオのオプションを勧められていたが、5時出発と聞き断ることにした。それでも一本目のダイビングは7:15、朝食前にエントリーすると体がキューンと引き締まった。降り立った海底はなだらかな砂地のスロープで、沖に向かうほど角度がついてどこまでも落ち込んでいた。
昼食後の2本目はTONANというポイント。ここではパープルビューティーの群の鮮やかな紫色が美しかった。アカククリというツバメ魚の幼魚は見れば見るほど不思議な形をしているもんだと感心する。

14:13スーパーキャットという高速船でタグビビランの港を出航する。ボホールの空は限りなく青く、海の色はその空を写してまた青く美しかった。ボホールの素晴らしい自然、青い海そして空、また来る日にもこの美しさを見せてくれるだろうか。さらばプンタクルス。

ボホール島タグビビランからドゥマゲッティーまでは高速船で1時間半ほどの行程だ。港にはホテルからの迎えがあり、30分程の距離を車で移動する。今夜の宿泊先はウザーハイツビーチリゾート、ネグロス島の東端に位置していた。ここでもダイバーは一人で、他の宿泊客もまばらだった。ホテルは東に海を眺める高台に建っていた。3階のレストランからの眺望はバツグンだった。
17:30前方遠くに見えるセブ島上空には白く大きな月が昇っていた。浜辺の出ると力強い波がうち寄せ、規則的なリズムを奏でていた。波の数を数える。1分間に16回、何回数えても一緒だった。これはゆっくり呼吸をするときのリズムだ。波の音に呼吸を合わせると、スーッと気持ちが落ち着いていく。波は地球の呼吸のリズムに違いない。だから波音を聞くと人は静かな気持ちになれる。波の音に呼吸を同化させているうちに、いつの間にかあたりの景色は薄青紫に染まり始めていた。月はますます白さを増して輝き始めている。夕闇まであとわずか、この時間帯は分刻みで景色が変わってゆく。そして18:10、夕焼け色が消えて月の光の世界になる。とたんに海は月の光を写して輝き始めた。こんなに明るく光る海をこれまで見たことがあっただろうか。

あしたはアポ島まで足を延ばすことにする。これもガイドとマンツーマンのダイビングになる。何とも贅沢な話だ。またしても出発時間が7時と結局毎日早起きが続くことになる。

<3/9>
6時起床、前夜の満月に澄み渡った空が嘘のように、目を覚ますと外には雨が降っていた。しかも雨足が結構強い。せっかくのアポ島・・・どうなることかと心配する。しかし南下して行くにつれて雨は上がり始めた。バンカーボートに乗る頃には太陽も顔を見せ始めた。これで一安心。でも風が強く小舟は木の葉のように揺れた。大波の頭から一気に波の谷間にたたきつけられる。こんな荒れた海でも大丈夫なようにバンカーボートのアウトリーガーが有ることがよく分かった。
海の色は限りなく真っ青なマリンブルーをしていた。吸い込まれていきそうな青さだ。
ボートは40分程でアポ島に到着。揺れる舟から逃れるように一本目のダイビングを開始する。このポイントはココナッツ・・・エントリー地点から岸辺を見ると椰子の林が有り、それがこのポイントの名前の由来らしい。潮の流れの速さもアポ島周辺では随一だ。エントリーすると色とりどりの珊瑚の森が迎えてくれる。ハードコーラルからソフトコーラルその種類も多い。珊瑚の森を越えると地形は一気にドロップオフになっている。潮の流れを感じながら周囲を見渡すと早速ギンガメアジやロウニンアジが姿を見せてくれた。このロウニンアジは大きくて1mほどの大きさがあっただろうか。大きなゴマモンガラの姿も見えた。ゴマモンガラは縄張りを持っていて、その縄張りに近づくものには容赦なく攻撃を仕掛けてくるから注意が必要だ。
軽快にドリフトでクリフを流していくと1m程のカンムリブダイに遭遇した。彼も潮の流れに乗って補食中真っ最中で、餌と共にかみ砕いた珊瑚を吐き出していた。近寄るダイバーなど眼中にないといった様子で食事に専念していた。そんなわけでカンムリブダイにかなり接近することが出来た。また、岩が急に動き出したと思ったら背中に海草をつけた大きなカメだったりと、驚きの連続だ。潮の流れが速くて、どんどん景色は過ぎ去っていくため、一つ一つのものをゆっくり観察することはできないが、反面たくさんの魚たちや多くの景観を楽しむことが出来た。
ドリフトが終わり、流れからはずれて再びリーフのコーラルの森に入り込む。以前にこの場所で見た珊瑚の森の豊かさ、見事さが強く印象に残っていて楽しみにしていたんだけど、今日はあいにくこの珊瑚の森はすごく濁っていて透明度が悪く・・・残念だった。

2本目はマムサ、ここはギンガメアジポイントだ。マムサとはビサヤ語でその名の通りギンガメアジのこと。ほぼ100%ギンガメアジに出会えるポイントだ。10:34にエントリーし、前半は珊瑚の森を楽しむ。パープルビューティーの大きな群に出会う。何とも美しい色だ。やがてガイドの指さす方向にギンガメアジの群が浮かび上がってきた。近づくにつれてその姿がはっきりとしてきた。大きな群だ、そして中には60cmを越えるような大物もいた。群の中にゆっくりと入ってゆく。するとギンガメアジはダイバーを受け入れ、やがてダイバーの周囲を回り始める。前回はこの渦の中で巻き上げられたため今回は注意深く行動するようにした。群の中にいると自分も魚になったような気分になる。
群の周辺にはカップルのギンガメアジが多く見られた。婚姻色の真っ黒なオスがメスの下にぴったりと寄り添って泳いでいた。

昼食をとり3本目のポイントはサンクチュアリ。ここの見所はなんといってもクマノミ城だ。
クマノミ城は何度見ても素晴らしい。大きな珊瑚の群体の至る所に着生したイソギンチャク、そしてそこを住まいとするクマノミ。普通クマノミは縄張りを主張しそれぞれのペアは一定の距離をとるものだが、このクマノミ城ではたくさんのクマノミたちが入り乱れて共生している。他ではあまり見られない不思議な世界を作っている。
他にも面白い光景を目にした。それはゴールドスペックジョーフィッシュが穴から顔をのぞかせているとき、よく見ると開けた口の中にいっぱいに卵をくわえていた。餌を食べるときはどうするのだろうと素朴に思った。きっと卵がふ化するまでは何も食べずに過ごすのかも知れない。
クマノミの中に黒いやつがいるなと思ったらそれはオスの婚姻色だった。この婚姻色は見事に鮮やかな色に変化するのも有れば反対に、ギンガメアジやこのスパインチークのように真っ黒になるものもいて、何とも不思議なものだ。
ハーレムを作っているパープルビューティーやメラネシアンアンティスのオスたちは群を守るために懸命に泳ぎ回っていた。傍目から見るとその様子は乱舞しているように優雅で綺麗だが、魚たちは生存をかけて必死なんだろう。いま海の中では、いたるところで種を残すべく、生存の営みが繰り広げられている。

<3/10>
いよいよ今日が最終のダイビングとなる。今朝も6時起床、早寝早起きに体も慣れてきた。
7:40出航、大型のバンカーボートでスミロン島に向かう。一度リロアンに立ち寄り、そこからさらに30分、1時間の行程だった。スミロンにつくまでは天気が悪く、雨が降り出しそうな気配であったが、しだいに天気は良くなり、太陽も顔を出し始めた。
8:40リロアンのフロントビーチにエントリーする。そこは目が覚めるほどの透明度の中、砂地の白に光が反射して水が輝いていた。リーフを越えたとたんに体が一気に運ばれていくのを感じた。かなり速い潮流だ。ドリフトはやがて、砂地あり、石ころありの斜面に沿って、なめるようにすっ飛んでいく。斜面地形と相まって場所によっては相当強いアップカレントが発生していた。その時、ダイブコンピューターの警告音が鳴り続け、深度表示が点滅していた・・・緊張の一瞬だ。海底に向かってフィンをキックするがあまり進まない。この場所でエアーをかなり消耗してしまった。体を激しく動かすことはダイビングにおいて極力避けなければならないが、こんな時には仕方がない。
そして静かなコーラルの森へ・・・先ほどの動と、この静けさが見事な対比となって、心に充実感をもたらしてくる。ここの珊瑚の森も見事だった。ハードコーラル、ソフトコーラルが群生する森。アポのクマノミ城ほどではなかったが、ここにもたくさんのクマノミが群生していた。そしてここの特徴はクマノミの種類の多さだろう。クマノミ・カクレクマノミ・ハナビラクマノミ・トウアカクマノミ・セジロクマノミ・スパインチークアネモネフィッシュ・・・もっと他にもいたのかも知れない。
目の前を5cm程の半透明の生命体が水を吸い込み、吐き出しながら漂っていた。オオバロニアという単細胞体だ。よく見ると他にも線状に連なった単細胞体が、透明な水の中をうねるように漂っていた。 以前タイのサムイで大量のオオバロニアに圧倒されたことが思い出される。つくづく不思議な光景だ。

2本目はスミロンのサンクチュアリ、サンクチュアリには聖域という意味がある。その名のとおりここは珊瑚の聖域だ。珊瑚の森が元気だということは、そこを住かとする魚たちも元気だということになる。珊瑚・イソギンチャク・魚たちの見事な共生。クマノミ城がそれを象徴していた。

今回のダイビングサファリではフィリピンのビサヤ海でいくつかの島を巡り、合計10本のダイビングが出来た。期待に違わず、いずれの場所にも感動世界が広がっていて・・・心は十分に満たされた。

16:15、ドゥマゲッティーの町をあとに高速船スーパーキャットは出航する。日中は一時晴天に恵まれたが、夕方には再び雨模様となった。スーパーキャットの窓には雨の滴がしたたり、遠ざかるドゥマゲッティーの町をすぐに隠してしまった。
18:00タグビビランの港は一面パープルの夕焼けに染まっていた。その美しい色も10分も経たないうちに消えて、やがて深いしじまへと変化していった。

<3/11>
昨夜は最初に宿泊したセブ、マクタン島のCMMCで一夜を過ごした。帰国の朝、フライトが8:00の為今朝も5:00起床。6時前にはホテルを出る。マクタン空港の荷物チェックは以前にも増して厳しくなっていた。2重3重のチェックがあった。最近バンコクでテロによる航空機の爆破事件があったばかりだから、当然の対応かも知れない。手荷物は中身を全部出しての総点検となっていた。
8:15 テイクオフ、天気晴れ、太陽が眩しく輝く大空へと飛び立つ。PR428便は進路を北北東にとり、一路日本を目指す。
高度12500mを180km/hのジェット気流に乗り、時速860kmのトップスピードで一気に北上する。日本上空にさしかかると外気は−70℃と表示されていた。フィリピンから日本までは4時間の飛行だった。